ダンスアヴェニューD's

審査員

エレーナ・ミハイロブナ・ポタポワ

エレーナ・ミハイロブナ・ポタポワ

(ソ連邦人民芸術家・ウクライナ国立キエフバレエ団)

ウクライナ国立キエフオペラ・バレエ劇場付属バレエ学校に入学。同所に於いてバレエ教育を受けた後、優秀な成績で卒業。同時にウクライナ国立キエフオペラ・バレエ劇場(通称:キエフバレエ団)に若くして主役級ダンサーとして入団。以後、同バレエ団の「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」とチャイコフスキーの3大バレエをはじめ、「ロミオとジュリエット」「コッペリア」「ジゼル」「森の詩」「愛の伝説」「石の花」など同バレエ団の多くの作品の主役を務める。中でも「ドン・キホーテ」のキトリ役は彼女の当たり役で、比類稀な天性の素質と卓越した技術、円熟した演技力は賞賛されてきた。1968年同バレエ団日本公演の際の踊りは、その素晴らしさが日本中のあらゆる舞踊評論家に高く評価された。また、ロシア国内のみならず、ヨーロッパ、アメリカ等のバレエ団にもゲスト・プリマとして数多く出演する。現役中は、プリセツカヤやコルパコワらと共に、ロシアでも歴史に残る名プリマ・バレリーナの一人に数えられ、その功績がたたえられてソ連邦人民芸術家、ウクライナ人民芸術家を授与され、現役引退後は、即座に同バレエ団にバレエ教師として迎え入れられ、現在は同バレエ団の主役級ダンサーの指導にあたっている。その教え子には、フィリピエワ、クシネリョワ、リョーゾバ、ヤレメンコ、マトヴィエンコ、ラトマンスキー、シャパバールなど数多くの世界的バレエダンサーを輩出し、彼女の教師としての指導力は同バレエ団に於いて高く評価されている。ウクライナ国立キエフオペラ・バレエ劇場に於いて、エレーナ・ミハイロブナ・ポタポワは無くてはならない存在で、その評価は「キエフバレエの至宝」とまで謳われ、バレエ芸術家として様々な賞を受賞している。また彼女の優れたバレエ知識と実績は国際的にも高く評価され、モスクワ国際世界バレエコンクール、リファール記念国際世界バレエコンクールなど、数々の国際的バレエコンクールの審査員を務める。キエフバレエ団現役バレエミストレスである。




アーラ・ロベルトブナ・ヴィソーツカヤ

アーラ・ロベルトブナ・ヴィソーツカヤ

(ウクライナ国立キエフバレエ団・文化労働者名誉)

ウクライナ国立キエフバレエ学校を優秀な成績で卒業。卒業後は即座に、ウクライナ国立キエフオペラ・バレエ劇場(通称:キエフバレエ団)に入団。「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「ドン・キホーテ」など主要な作品はもちろん、バレエ団の全ての作品に出演し、キエフバレエ団の作品の全てを熟知している。また、彼女のキャラクター・ダンサーとしての才能は素晴らしく、幅広い多くの配役を踊れる貴重なダンサーとして高い評価を受けている。様々な作品、配役を20年以上キエフバレエで踊ってきた彼女の経験がバレエ団に大変重要視され、また舞踊教授の大学過程を終え学士号を取得、あらゆるバレエの隅々まで熟知している彼女は現在、レジショール・バレエとしてキエフバレエ団の舞台制作に大きな役割を果たしている。 「2017年文化の名誉ある労働者」としてウクライナ大統領より称される。




アンナ・ステパノブナ・クシュネリョーワ

アンナ・ステパノブナ・クシュネリョーワ

(ウクライナ国立キエフバレエ団・ウクライナ人民芸術家ウクライナ功労芸術家)

ウクライナ国立キエフバレエ学校を優秀な成績で卒業。ウクライナ国立キエフ・タラス・シェフチェンコ記念歌劇場バレエ団(通称:キエフバレエ団)に期待のバレリーナとして入団。即座に「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」のチャイコフスキー3大バレエをはじめ、「キエフバレエの至宝」エレーナ・ミハイロブナ・ポタポアの愛弟子として、指導を受け主役を踊る。その卓越したテクニックと多彩な演技力、ドラマ性は世界的に大変素晴らしいと評価され、「ライモンダ」「ジゼル」「バヤデルカ」「ドン・キホーテ」「シルフィード」など感情表現を重要視されるバレエに於いて多くの主役を演じてきた。このような様々な実績を評価されウクライナ人民芸術家の称号を授与される。特に「森の詩」のマフカ役は、彼女の名を世界的プリマバレリーナに知らしめる代表作となり、日本では「キエフバレエの代表作」の一つとしてNHKで放送され、またバレエDVDにまでになる。引退後は即座にバレエ団の主要な教師・バレエミストレスとして迎え入れられる。モスクワ国際世界バレエコンクールをはじめ、オオサカ世界バレエコンクールなどで、第1位金賞をはじめ、数々の入賞を果たすポタポワが生んだ世界的プリマバレリーナの一人である。

バナー1 バナー3
電話をかける